- 建築家 角直弘
- 事務所名 設計組織 Den Nen Architecture
- 写真家 冨田英次
- 建設地 奈良県奈良市
「奈良町の家」物語
両親から譲り受けた歴史ある土地で光溢れる現代風町家
奈良市屈指の観光スポットとして多くの観光客で賑わう「ならまち」。
中でも人気のあるエリアでご両親から譲り受けた土地に新築されたY様。立地が持つ性質、またご主人様が慣れ親しんだ「町家」への思いが、現代風にカタチを変えたお家になりました。
ご主人様のご要望は、「いわゆる町家で育ちましたから、ずっと『家』には暗い印象が。だから、明るい家と、子ども達とテントを張って一緒に寝ることができる庭のある家が夢。」とのことでした。
プランは、伝統的な母屋と離れの概念を現代風にアレンジした設計。どこか懐かしい現代風町家の設計は、お子さまの探究心を刺激しているようです。ワクワクしている様子がY様ご夫妻の笑顔を誘っていました。